「志村・谷山予想」は最も極端だが、無限数論にしろ何にしろ、結局は「定義と公理をどう定めるか、それ次第ですべてが決まってしまう」言い換えると、「無条件で受け入れられるような真理は、どうやらどこにもなさそうだ」というのが数学界の共通見解となりつつあるようだ。

物理学は観測と実験に基づいているのでもう少し違うが、立脚点は必ずしも不動ではないらしく、「絶対真理」みたいなものは一向に定まらない。光の速度がもしかすると一定ではないかもしれないという説も、そういう流れの一つなのだろう。となると、一番なまけているのが宗教と哲学なのではないだろうか(カネゴン地雷地雷)。数学と物理学の成果をぜひ反映して欲しいものだ。絶対いやがりそうだけど。