2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

竹中労「鞍馬天狗のおじさんは (ちくま文庫)」によると、戦後の東京の秋にはおびただしいトンボが空を埋め尽くしていたとのこと。 解説の橋本治も、自分が子供のときの東京はそうだったと書いていた。 カネゴンが子供の頃の東京も、やっぱりそうだった。 今…

以前も書いたように、小島先生の本は一見数学エッセイのように見えながら、もっと重要なものが常に根底に流れていて、見事に一貫している。このような特徴を顕す書物を、カネゴンは他に知らない。女子供がピーチクパーチクさえずって小島先生の足を引っ張る…

こんな風に、ぼくは、「孤独な数学少年」になってしまったのだ。もうちょっと、詳しくいうと、「数学」と「レイブラッドベリ」と「キングクリムゾン」に首っ丈だけど、どこにも活路がみつからない孤独な少年、という感じである。 (中略) そんなわけだからぼ…

疑似理解:東京大学のアルバートアイラー。

日経サイエンス「宇宙の歴史が消える日」。 以前この日記でも似たような記事を引用したのだけど、今のままだとこの銀河まるごと引きこもりの運命が待ち構えているとは何とも寂しい限り。 記事中で、1000億年後の人類を哀れむ描写があった。 遠くの銀河がまっ…

同じく「からだであそぼ」の「踊る内臓」のコーナーで、これまで見たことがないほど抜群に舞踏のうまい人を見かけて度肝を抜かれる。既にファンになっている家人から「森山開次」という名前であると教えてもらう。 カネゴンはこれまで舞踏を隙間産業みたいな…

サラリーマンNEOで不気味な体操を指導している近藤良平を「からだであそぼ」でも見かけ、近藤氏が実は詩人として超一級の腕前であることに今頃気付く。カネゴンは現代詩のことなど知る由もないのだけど、現代詩の代表として近藤氏と「幸せについてチンコ出し…

今日の頭音:「Jitterbug Waltz」Fats Waller(この場合Key=C)

ちょうど上と関連しているようなそうでないような感じなのだけど、「その数学が戦略を決める」をやっと読み終わる。原文がだらだらと長いので、人物名などのどうでもいい情報を省略してカネゴン向けに内容をダイジェスト、というかこうしないと頭に入らない…

世論調査より当たる?大統領選を占う予測市場。 専門家の予測や世論調査より、トトカルチョ市場の方が大統領選挙の結果を高い確度で予測できるとのこと。今では研究用だけではなく商用のさまざまなトトカルチョ市場が開かれているらしい。トトカルチョに参加…

2ヶ月ぶりに日経サイエンスを読む時間が取れた【忘れておったおれカネゴン】。

魂が飛んでいかないよう四苦八苦【飛んで終わりのおれカネゴン】。

今日の頭音:「唐獅子牡丹」(Key=Gm)